池田の底辺下り坂

池田ラスカル。生きづらい毎日を生き抜いていく。生活雑記。メインブログは「ADHDラスカルの手帳(http://www.rasukaruadhd.com)」

過保護のカホコとADHDの私の共通点[発達障害]

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メインブログ(ADHDのラスカルの手帳)に書くほどでもないことなのでこっちに書く。

水曜22時のドラマ「過保護のカホコ」を毎週見ている。ヒロインのカホコ見ると、自分のことを見ているようで胸が痛くなる。

yahooリアルタイム、Twitter、ヤフコメなどで感想を読んでいたら「カホコは間違いなくアスペ」「カホコは発達障害」「カホコはADHD」などの言葉が目につく。

ドラマの公式サイトや出演者のインタビューをチェックしてみたが、カホコが発達障害者であるという設定は存在しない。もしかしたら脚本家は発達障害者をモデルにしているのかもしれないが、そのまま発達障害者を描いた訳ではないだろう。まず、発達障害の原因は親の過保護ではない。

しかし、カホコの言動とADHD(注意欠陥多動性障害/注意欠如多動症)の私の特性がかなり近い。カホコと私(20代女、ADHD)の共通点を上げてみる。

 

不注意、うっかりミスを連発

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ドラマの中でのカホコはかなりドジだ。一生懸命やっているのにどこか抜けている。

  • 雑巾がけをするときに、バケツをひっくり返してしまう
  • ドアにぶつかる
  • 鮭を焦がす
  • お風呂の栓を抜いたままお湯を溜める
  • 電子マネーで買い物しようとしたらチャージが切れていた

私もこのようなミスをすることが多い。何かをしている時に他のことに気を取られ、今やっていることを忘れたり、やりかけのまま放置してしまうのだ。自分の頭の中にあるものしか見えていないので、物を落としたり、ぶつかったり、荷物を置き忘れたりする。

 

人の話を聞かない

カホコは人の話を聞かないキャラだ。ドラマの中で父親が「こっちから話しかけてもすぐにママのところに行って無視する!」とカホコにキレるシーンがある。

私も人の話を聞くことが苦手だ。一見「ぼーっとしていて何も考えていない」ように見られるが、実は全くの逆である。ADHDの頭の中では、常にまとまらない衝動的な考えが起こっては消え、起こっては消えている。

別の世界に意識がいっているため「心ここにあらず」になってしまう。よく「人の話を聞いてない」「話の一部がいきなり飛ぶ」と言われる。

 

いきなり走り出したり、衝動的に動く

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ドラマの中ではカホコが毎回走るシーンが多い。別に走る必要はない場面でもカホコはいきなり走り出す。白いワンピース姿で、まるで小学生の男の子のように走る。

ADHDの人はこういった「衝動」「多動」を持っている子が多い。分かりやすく言うと、小学生の頃にクラスに1人くらいは椅子に座ってじっと出来ずに、歩き回る男の子がいたと思う。

私も何かを思いついたとき、よく走る。アルバイトで倉庫作業をしていて備品がなくなったとき、誰かから呼ばれた時、何かトラブルが起こった時。別にそこまで急ぐ場面でもないのに走ってしまう。「いや、別に走らなくてもいいから。ていうか倉庫で走ると危ないから」とよく言われる。

待つことも苦手だ。電車の列にじっとして並ぶのが嫌で、電車が来るまでホームを意味もなくうろついたりする。

 

思い付きで行動する、感情的に喋る

カホコは思ったことがなかなか言えない性格だが、心に溜まると爆発するようにキレたり、まくしたてるように感情的に話す。

また、麦野君(カホコが好きな男の子)の複雑な家庭環境についても「どうしてお母さん出ていったの?」と無神経にズバズバ口に出している。

こういった衝動性はADHDにもよく見られる。ADHDの人は、その時思ったことを感情的に言葉にしてしまう。私もそうだ。その時頭に浮かんだことをタイミングを考えずに言ってしまったり、相手を遮って話してしまうことがある。

「相手の気持ちが分からない」わけではないのだが、それを考える前に思ったことを口に出してしまう。あとで後悔することも多い。

 

片付けができない

ドラマの第6話では、カホコの母親が家出したことで、カホコが家事を担うことになった。そのせいで部屋はぐちゃぐちゃ。家事能力の低さが明らかになった。

私も片付けが苦手だ。ADHDの人で「掃除、片付けが得意です!」という人はいるのだろうか?いるとしたら、かなり訓練したり工夫して何とか出来るようになりました!という人がほとんどだろう。

過去に「片付けられない女たち」という本がアメリカで出版され、女性のADHDが注目されるきっかけになった。ADHDは片付けが苦手だ。使ったものを元の場所に戻すのを忘れてしまう。気が散りやすいので、何かを手に取っても他の物が気になり、手にあったものを放置してしまう。

面倒くさがりで先延ばししてしまうため、なかなか片付けや掃除に手がつけられない。書類や物の管理も苦手だ。

一方で「物を失くすのではないか」という不安から、過剰に管理をしたり、「出来るだけ片付けの負担が減るように」と、断捨離をする人もいる。

 

過眠・居眠り

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カホコは朝、自分で起きることができない。お腹がいっぱいになると眠り込んでしまう。まるで電池が切れるように意識が落ちて眠ってしまう。学童保育のインターンシップの仕事中もウトウトして眠気と我慢している。

カホコほど極端ではないが、私も仮眠傾向だ。朝起きるのは苦手で、目覚まし時計を何種類もセットしているし、寝過ごして遅刻することもある。

ADHDは睡眠障害を起こしやすく、朝起きるのが苦手、日中眠気があるという人が多い。カホコと違うのは、夜の寝つきが悪いところだ。「夜は眠れないのに朝と昼は眠い」というタイプが多い。

 

相手との距離が近い

カホコは相手との距離が(物理的に)近い。喋る時に明らかに近づき過ぎたり、相手のすぐ背後に立って驚かせてしまうシーンがある。

私もよく周りから「近い」「(いつの間にかいたから)びっくりした」と驚かれることがある。

 

パニックになりやすい

カホコは些細な失敗やトラブルがあるとパニックになって慌ててしまう。感情の浮き沈みも激しく、過去の挫折体験を思い出してネガティブになったかと思えば、妙にポジティブで前向きになる時もある。

こういった感情の不安定さはADHDに起こりやすく、ストレスへの体制が低いことが多い。ちょっとしたことでパニックになったり、過去のトラウマや失敗を思い出して落ち込んだりしたかと思えば、すぐに気分が変わったりする。周りを振り回してしまうし、自分で自分の感情に振り回されて疲れてしまう。

 

カホコと私の違い

ちなみに私の親は過保護ではない。(※発達障害は親の育て方が原因ではなく、生まれつきの脳機能障害である)

カホコのように純粋無垢な天使でもないし、努力家でもないし、素直でもなくひねくれて居る。折り鶴も折れないし、ヘアアレンジも苦手だ。

私の前に麦野君のような青年が現われてくれたら良いのになぁ…と思いながら毎週このドラマを観ている。

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