池田の底辺下り坂

池田ラスカル。生きづらい毎日を生き抜いていく。生活雑記。メインブログは「ADHDラスカルの手帳(http://www.rasukaruadhd.com)」

ADHDの私が冷凍倉庫の作業員を辞めた理由

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冷凍倉庫のアルバイト作業員を非円満退職した。1年と1ヵ月このアルバイトを続けた。ADHDで今まで転職・離職を繰り返してきた私にとっては、最長記録である。

「また衝動的に非円満退職してしまった」という情けなさと、解放感と、貯金ゼロで収入が途絶えたことへの不安が残る。もう二度と出勤したくなかったのに「やっぱり辞めなきゃ良かった」とほんの少し思ったりする。

アルバイトを退職した自分を肯定するために、なぜ私がこの仕事を辞めたのか、書いていきたいと思う。

1,通勤に時間がかかる

通勤時間が長かった。

電車の本数が少なく、駅から遠い。そのため、少し早めに出勤しないといけない。始業時間は8:45だが、6:00には起床しないといけない。

7時過ぎの電車に乗り、駅から現場まで40分歩く。出勤して何だかんだで時間が余るので、始業時間まで30分以上、ボーっとしてを潰していた。(※もし1本遅い電車に乗ると、始業時間には間に合わなくなる。現に何度も電車に乗り過ごして遅刻をした。)

この「通勤時間」「待機時間」がとても無駄で、生活のコストパフォーマンスを下げている気がした。埼玉や千葉のベッドタウンから満員電車で都心に通勤しているサラリーマンならともかく、私は正社員ですらないただのアルバイトだ。

時給は高くないし、賞与もない。会社の厚生年金や健康保険にも入っていない。ただの倉庫作業員のアルバイトを続けるために、貴重な時間を通勤のために使い続けるのに疑問を感じた。

極端な話だと、自宅から徒歩10分のバイト先なら、同じ始業時間でもあと1時間半多く寝ていられる。寝坊や遅刻のリスクも下がる。ADHDにとって睡眠時間の確保は重要である。

通勤時間には時給が発生しないどころか、交通費を払わないといけない。そして交通費は全額支給されない。毎日通勤だけで4時間費やしているのが虚しくなった。

 

2,外気との寒暖差で自律神経がおかしくなる

とにかく寒い。倉庫内の温度は-10℃以下だ。秋や冬ならまだいいが、夏になると外との寒暖差で自律神経がおかしくなる。30℃近い炎天下の下を歩いて出勤し、汗を拭いながら長袖のパーカーと防寒作業着を羽織る。

さらに手袋と軍手を重ね着し、ネックウォーマーと帽子をかぶる。靴下の上から足先に貼るカイロを貼り、その上から冬用の靴下を重ね履きする。毎朝、汗を流しながら厚着するのがしんどくて、熱中症で倒れそうになった。

そして-10℃以下の冷凍倉庫に入る。外との寒暖差は、夏場だと±40℃ほどだ。

「働き続けたらこの寒さに慣れるだろう」そう思っていた。

しかし、慣れるどころか、じわりじわりと体を不調にしていった。

ADHD(注意欠陥多動性障害/注意欠如多動症)の人は、ただでさえ自律神経の調整機能が弱いと本に書いてあった。

気分も落ち込み、短気になったり情緒不安定になって仕事中に泣いてしまったこともある。振り返ってみると、同じ職場で働く人たちも同じように情緒不安定だった。

いきなり怒鳴ったり、泣き出したり、失踪したり、無断欠勤をしたり、上司と喧嘩をしていきなり辞めたり…。極度な寒暖差、-10℃以下の作業場で長時間働くことで、かなりのストレスを抱えていたと思う。

同じ冷凍倉庫でも、作業スペースによって温度に差がある。長期間商品を格納する保管庫は特に寒く、-20℃以下の室温だった。その中に入り、商品の検品をする作業は誰もがやりたくない仕事だった。

職場にうまく馴染めなかった私は、居場所を確保するために周りの人が嫌がる仕事を率先してやっていた。各スタッフが持ち回りでやっていたその作業が、いつの間にか私の固定の仕事になっていた。

自律神経失調症のような症状が出てくるようになった。動悸、立ちくらみ、指先の痺れ、頭痛…。2連勤すると翌日はぐったりして、疲労感が取れずベッドの上で過ごすようになった。

「この仕事を辞めたら他にできる仕事なんてない」

そう思っていた私は、何とか仕事を続けようとした。寝る前や出勤前に自律神経を整えるためのストレッチをしていたが、それでも耐えられなかった。

8月に入ると体調を崩して早退したり、朝起きれずに当日欠勤を重ねることが増えた。

 

3,事故や怪我の危険が高い

1年間働いて、よく大きな怪我をしなかったなと思う。

軽い怪我ならしょっちゅうだった。家に帰ってお風呂に入ると、見覚えのないアザが出来ていることは毎週のようにあったし、足の爪が黒くなっていたこともある。

重労働で腰痛になりデパス(精神安定剤だが腰痛にも適応がある)を内服したり、マットレスを買い替えたり、腰痛緩和のためのストレッチを毎晩していた。

それ以上に怖かったのが、大きな怪我をしたり、周りを巻き込んで怪我をさせてしまうことだった。狭い作業場にはフォークリフトが走り回っている。

ADHDで注意欠陥のある私は、何かに没頭すると周りが見えなくなることが多く、フォークリフトと何度も接触しそうになった。

ヒヤリとした場面は何度もあったし、フォークリフトを運転している作業員は、もっと怖かったのではないかと思う。いきなり四角から飛び出してくる私の存在にストレスを感じていただろう。

危険はそれだけではなかった。

冷凍食品が積み上げられたパレットやコンテナーは、かなりの重量がある。それらをハンドリフトで移動させているときに、他の作業員にぶつけてしまったり、接触しそうになったこともある。移動中に柱にぶつけて、商品や倉庫の設備を破損させたこともある。

事故には至らなかったものの、もしいつか怪我をさせてしまったらと思うと怖かった。

参考に動画を貼りました↓

www.youtube.com

自分の身長より高く積み上げられた荷物、荷崩れを起こしてしまったこともあった。

私は会社の健康保険に入っていないので、もし怪我をして長期に休んでも傷病手当は貰えない。そして他人に怪我をさせてしまったら、取り返しのつかない後悔を背負うことになる。

ADHDはただでさえ事故を起こすリスクが高く、危険な仕事は向いていないとされる。私はこの仕事を続けるべきではないと思った。

 

4,ブラックだった

色々内情を書きたいことがありますが、辞めたばかりなのでまだ書きません。

 

貯金もなく衝動的に仕事を辞めてしまったせいで、生活が苦しいです。早く新しい仕事を見つけて、再就職手当をもらえるように頑張ります。

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