池田の底辺下り坂

池田ラスカルの日記用サブブログ。生きづらい毎日を生き抜いていく。

【日記】ただやり過ごした一日を活字にした理由

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歌集 滑走路

 

薬を飲んだか思い出せない

バイトに行く。オフィスで新しい人が面接をしていた。目を合わせられず、声だけで挨拶をする。

午前中の製造作業。やたらミスが多いことに気付く。製品を1個作るところを2個作ってしまったり、AとBを1個づつ作るところを、Aを2個作ったりする。

―もしかしたら薬を飲み忘れた?

そんな疑問が頭に浮かび、離れなくなる。朝の光景を思い出す。ギリギリに起きて、朝ごはんに焦がしたお餅を食べて、何とか身支度して、家を出た。薬を飲んだ記憶がない。

昼休憩の時間、薬の飲み忘れを確認するために家に帰った。空はよどんでいて、風が冷たく、あまり良い気分ではなかった。

帰宅すると、電気もつけずに真っ先に『お薬カレンダー』を確認する。月曜朝のポケットは、空になっていた。

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薬はきちんと飲んでいた。良かった。コンサータ18mgとストラテラのジェネリック40mg。私のADHDを抑えつけてくれる薬。

ホッとしたと同時に、虚しくなった。午前中の不注意は、薬を飲み忘れたからでも何でもないことになる。薬は万能ではない。

コンサータを減量して良かった

以前飲んでいたコンサータを減量して良かった、と思った。36mgを27mgに減らし、今は18mgに減らしている。副作用や薬が切れた時の離脱症状が楽になった。

36mgを飲んでいたとき、薬を飲み忘れることは大ごとだった。離脱症状で眠気と倦怠感におそわれ、早退しなければいけないほどだった。

今は飲み忘れても、そこまでのダメージはない。

 

自死した非正規社員の短歌に想う

バイトから帰宅する。すぐにスマホを開くと、ある歌集についての記事。

遺作歌集が異例のヒット 萩原慎一郎さん「非正規」の直情詠む|【西日本新聞】

2017年6月、32際で自死した非正規社員の男性の遺作 歌集 滑走路 が注目されているらしい。

 

〈更新を続けろ、更新を ぼくはまだあきらめきれぬ夢があるのだ〉

引用:萩原 慎一郎 (著)『歌集 滑走路』,2018年

日常を打開しようと思って短歌を綴り、更新をしていたのだろうと思う。

萩原さんの短歌には体温がある。だけど本人はもう生きてはいない。それが不思議だ。生きているうちに知りたかった。今彼に向けられている賞賛、共感、お金、生きているうちに手にして欲しかった。

 

このブログを久しぶりに更新しているのは、萩原さんの短歌に突き動かされたからだ。何気ない日常。いつもと同じ鬱屈。底辺の生活。生きている手ごたえのない一日。

だけど今日は二度とこない。今私の心の中にある感情は、今しか存在しない。だから文字に残す。未来の自分のために。

こんな一日の記録でも、へたくそな文章でも、きっといつか、何かになるように。

 

 

歌集 滑走路
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